むち打ち症を早く治す方法
むち打ち症は、交通事故などで強い衝撃を受けたときに起こる症状です。
首だけでなく、全身に痛みを感じることもあります。
今回は、むち打ち症を早く治す方法を2つの時期に分けて解説するとともに、ある程度症状が落ち着いてからでも安心して行えるセルフケアもご紹介します。
つらいむち打ち症を早く治すためには、適切な時期に適切な治療を受けることが大切です。
これらのポイントを踏まえて、むちうちの正しい治し方を知り、一日も早く痛みから解放されましょう。
むち打ち症の理解:むち打ち症とは?
むち打ち症は、車の衝突事故や頭部への打撃などで、頭部が後方から前方へ急激に揺さぶられることで起こります。
首の軟部組織(筋肉、靭帯、腱)に損傷を与える筋骨格系の損傷で、症状としては、首、肩、背中上部の痛みとこわばりです。
他には、頭痛、めまい、目のかすみ、耳鳴り、集中力の低下、疲労感などがあります。
むち打ち症の初期段階(急性期)の治療法
急性期の治療の目標は、痛みや腫れを抑え、可動域を回復させることです。
最も一般的な治療法は、RICEプロトコル(安静、氷冷、圧迫、挙上)です。
- 安静にすることで、体の治癒を開始させる方法で、氷は、炎症と腫れを抑えるのに役立ちます。
- 圧迫は、腫れを抑え、首のバランスを安定させるのに役立ちます。
- エレベーションは、腫れを抑えるのに役立ちます。
- イブプロフェンなどの市販の痛み止めを服用し、痛みを和らげることもできます。
またこの期間は、重いものを持ったり、首を急に動かしたりするような、症状を悪化させるような行動は避けましょう。
症状が治まった後(慢性期)のむち打ち症の治療法
慢性期の治療では、通常、理学療法が推奨されます。
理学療法は、可動域と筋力の回復を助けるために重要な治療法。
治療的エクササイズは、首と上半身の柔軟性、筋力、可動域を改善するのに役立ちます。
首の筋肉をストレッチして強化することは、さらなる損傷を防ぐのに重要隣、マッサージ療法は血行を良くしてコリをほぐすのに役立ち、鍼治療は痛みを和らげることができるんです。
むち打ち症は、整形外科や整骨院で治療することができます
むち打ち症の治療では、整骨院で治療を受けることが効果的です。
整骨院では、整体やカイロプラクティック、体操などで、むち打ち症に伴う痛みやこわばりを治療するのが一般的です。
また、整骨院では、痛みを軽減し、可動域を回復させるためのさまざまな治療法を提供しているところが多いです。
これらの治療には、脊椎マニピュレーション、マッサージ療法、理学療法が含まれる場合があるため通ってみましょう。
私が通っていたのは、姫路市にある、いろは鍼灸整骨院です。
むち打ち症の治療期間は、一般的に3ヶ月です。
むち打ち症は治るまでに時間がかかるので、医師から指示された治療計画に従うことが大切です。
むち打ち症の治療期間は、一般的に3ヶ月間です。
この間は、安静にして、怪我を悪化させるような活動を避けるようにしましょう。
また、理学療法やマッサージ療法を継続することも重要。
まとめ
むち打ち症は、痛みがありとても辛く、治るまでに時間がかかる病気です。
しかし、正しい治療とセルフケアで、むち打ち症を早く治すことは可能です。
むち打ち症とは何か、どのような治療法があるのか、そして回復の段階ごとに最も適切な治療法を受けることが大切です。